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02 '26
03
人生初沖縄。2月はじめの沖縄は思いのほか寒く(風強い)、でも思いのほかごはんは美味しかったりして、車で走る市街地に思いのほか異国感はないけど、所々出てくる表示や看板に思わず米軍基地の街を感じれば、空港ではF15が飛びまくってる...そんな約1日の沖縄滞在。昨晩の懇親会で聞いた"模合"の話が興味深く、観光に来るだけだと勿体ないなあ...と思ったことよ。帰ってきた東京の方が気温は低いんだけど、沖縄の方が寒さ感じたなあ。
02
「ロックイン -統合捜査-」ジョン・スコルジー(内田昌之 訳)
原題「Lock In」、2014年刊、邦訳は2016年。パンデミックの後遺症で一部の既感染者は脳構造が変化自閉するいわゆる"ロックイン"を発症、米国大統領夫人も罹患したこともあって回復するための技術開発に膨大な投資が行われ、人工ニューラルネットワークを脳に導入してロックイン者が繋がるメタヴァースが作られた近未来。脳インターフェース経由で無線による義体操縦もできるようになる一方、感染発症者でロックインにならなかった稀少な人たちは"統合者"と呼ばれ、ロックイン者に脳を貸すことで生身の人間として操られることを仕事とするように...。攻殻機動隊的な電脳が一般化した世界で、義体使いのロックイン者主人公が、以前統合者だった捜査官と、統合者が絡んだ殺人?事件に取り組む。 書かれたのが2013年、その後のリアルパンデミックをを経た後の今読むと、設定のリアリティが怖いくらい。そして正に傀儡師噺、攻殻機動隊味の強さ...ディック味とも言える。主人公の出自も捻ってて、バディーものとしても面白く、ナヴァホ居留地まで出てくるとあれば、面白くない理由がない。映像化も動きありと解説にもあるけど、進んでるのかしら。シリーズ化してもいいんじゃないかなー。

さて、沖縄に行ってきます。
01
雑誌Penの2024年3月号「攻殻機動隊を見よ」、67ページの特集だけど、目玉は樋口恭介の書き下ろし短編「万延回廊」と円城塔の寄稿「テクノロジーにどう向き合うか」。その他は、押井守✕神山健治の対談含めて目新しさはない。虎ノ門ヒルズで始まった「攻殻機動隊展」は覗いてみようかな。なんか万博みたいな広告代理店臭キツそうだけど。樋口氏短編は士郎正宗風というよりS.A.C.な感じがうまく出てて面白いけど、いかにも過ぎる気が。サイボーグ009はオマージュ書き下ろしアンソロジーが出たけど、攻殻機動隊ネタでも出ると面白いかも。円状氏の寄稿、「宇宙論はサイエンスではあり得るがテクノロジーではない。」なんて刺さる一言。2ページの文章から得られるインスピレーション。今年リリースの新作アニメ、構成・脚本、たのしみー。

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