This is POP!! | ©gaburu
Next Month01 '26
31
年末に貰った快眠パジャマのおかげか、遅い起床。今日は夕方に来客なので、ネパール料理プレートの準備を始める。まずはチャナダールを使ったダール作り。煮込むので、これが一番時間かかる。次いでキャベツのタルカリ、ジョール風チキンカレー、最後にネパール風キーマカレー。昨日届いたプレートは小鉢4個タイプなので、四品。チキンカレーは鶏肉の量が全然足りず...なので、じゃがいもをレンチンして追加。レコードを聴きながらの調理は楽しい。
夕方の来客に振る舞うと、ごろりとじゃがいも入れたチキンカレーが好評で"おかわり"戴いた。自画自賛できるくらいにはうまくできたんでないかしら。天気もよく、充実した一日。
30
リモートワークの合間に天神に出て、PARCOのタワーレコードで坂本慎太郎「Yoo-hoo」のLPを受け取る。久しぶりのリアルタワレコ、LPコーナー物色してボ・ガンボス「BO&GUMBO」、半野喜弘「Angels」も一緒に購入。午後は予定の届き物。リビングのラグ...色明るいのが草臥れたフローリングの色と合わんなーと思ってたので購入したビンテージラグ、鼻ムズムズするので買った空気清浄機、LP収納の余裕がなくなってきたのでキャスター付きのレコード棚。日が暮れてから食材買い出し。試しにスリランカレシピで大根のカレー作ってみた。想像してたより癖がない。鰹節もう少し多めでトマト減らせばよかったのかなー。まあ、美味しかったけど。
29
人事関係の嫌な仕事。後味悪い。 夜の便で福岡。
28
終日会議後、部長以上で新年会。還暦祝いの赤帽子とちゃんちゃんこ、ちょっとしたギフトをもらう。カレー用スプーンとスパイス挽き。福岡でカレー作って呼んでくれということらしい。しかしカレー専用のスプーンなんてものがああるとは。日本人て面白いw
27
午後、仙台日帰り。
25
「ナルコトピア」パトリック・ウィン(加賀山卓朗 訳)
副題「東南アジア"黄金三角地帯"の麻薬国家「ワ州」を追う」、原題は「NARCOTOPIA In Search of the Asian Drug Cartel That Survived the CIA」、2024年刊で邦訳は25年11月。密輸途中で捕まった3人を地べたに座らせ四人の兵士が銃を向けている印象的な写真に惹かれる黄色の表紙が印象的。タイと中国に接するビルマ/ミャンマーの麻薬生産地域が60年代から現在までどんな歴史を辿ってきたか、この地域棲む少数民族のひとつ「ワ族」の物語として語ったドキュメンタリー。四部構成で、おおまかに首狩り部族と非共産中国人、クンサーUWSA、そして現在(ヘロインから合成麻薬へ)の変遷を、ソー・ルーという人物の夢と挫折の物語が軸。DEA(米国麻薬取締局)とCIAが...というか米国(大国)の都合がいかに民族を弄ぶのか、それが殲滅すべき麻薬犯罪においておや...という暗く深い話に戦慄。登場人物は実在の人々、中心であるソー・ルーは2021年に亡くなったので表に出せるということかも。 昨年ニュースになったタイ・ミャンマー国境のオンライン詐欺グループ拠点、映像見て、何故こんなところに忽然と都市が...しかも手を出されることもなく...というのが謎だったんだけど、そういうことだったか。この辺の諸国の油断のならなさというか得体の知れなさの一端に触れた気もする。力作。
23
神戸日帰り。往路の新幹線、岐阜あたりの降雪で遅延してたけど、自分の予約してたのぞみは2分遅れでほぼ定刻に新神戸着。用事は30分強で済んでしまったので、元の予約から早めののぞみに変更。豊橋で線路内に人が入ったとかでダイヤは乱れてたものの、18時前には品川着。で今度は、埼京線で乗客トラブルがあったとかでJRが大幅乱れで劇混みの山手線。突発事件のメールも入ってきて応急対応余儀なくされるし、変な週の終わりかた。週末ゆっくりしたかったのに。
20
昨日の午後から札幌。道路わきの雪壁を避けつつ、凍った道を歩くのは恐る恐る。一夜明けた今日、強烈な寒波が南下し始めてるとかで、一段と寒さ厳しい。シカゴに住んでた時を思い出すなあ。 朝の某社訪問後、新千歳空港に移動して予約してたテレキューブで某国政府系投資会社とのリモートミーティング。是が非でもということで元々入ってた予定をキャンセルして出席したんだけど、出なきゃいけなかったかなあ...。なかなかアポ取れない道内KOLとの面談のほうが意義あったような...。たまに吹雪く新千歳、15時過ぎ発の便は遅延したけど無事に東京に戻れた。19時過ぎは欠航になったみたい。
17
会社先輩のバンドが1年振りのライブということで夕方の阿佐ヶ谷。1部後半から音が締まってカッコよかったです。次はまた来年とのこと。
15
BRUTUSの2026年1月1日と15日の合併号が「理想の本棚」特集。著名人数名の本棚と書籍セレクト、"私の本棚の主"と題したこの一冊、わざわざ行きたい図書館、など。曾我部恵一のセレクトの中にエリスン「死の鳥」があって、"ニューヨークパンク"と表現してたのに思わず得心。面白かったのは"本棚に棲み着いた住人たち。"という本棚に置かれてるフィギュア特集の2ページ。約300件の読者から住人写真を応募してランキング。1位パンダ、2位太陽の塔、3位ハニワって...w うちも応募したかったなあ。先日TinTinの読書フィギュアを入手したのにー。
14
業界団体の賀詞交歓会で中締め。最近中締め担当なんだよなー。苦手。会の後の正副会長と事務局の懇親会は、面倒くさいので出ずに帰宅。
11
「火星の女王」小川哲
先月NHKで3回に分けて放映されたSFドラマの原作、書き下ろし。年末のSF研OB回のクリスマスプレゼント交換で先輩からもらったもの。実は既に購入してて福岡に1冊もうあったんだけど、折角のもらいものなので読んで誰かに回そうかな。火星ネタの小説はここ数年また何冊か出ていて(EM氏の影響もあるんだろう)、どれも佳作なんだけど、流石は小川哲というか、決定版的な長編じゃないかなあ。レアアース生産を期待した人類が火星に植民して年月が経ち、火星のコロニー運営は経済的に厳しくなる中、ある研究者が地層から採取している物質に異常な現象を感知して...。地球と火星の間の軋轢、ポスト資本主義的な社会、そして光の速さに縛られることでの人と人、社会と社会の距離。複数の登場人物が入れ替わることで描かれる謎解きもあって、テンポよく、サイエンスフィクションみの強さも丁度よいところもホントに巧い。もう少し濃くてもいいような気もするけど、300頁強のコンパクトさの中で絶妙な塩梅とも言える。 既読でドラマも観た人達から、ドラマと小説は別モノ...という話を聞いてるので、これからドラマを観るつもり。

今日は午前中に神保町に出かけて、白水社のブックマルシェ。ハードカバーを四冊(1619プロジェクト上下、ビザンツ帝国本、バシュラールの復刊本)にクセジュで「SF文学」なんてのを見つけたので入手。20%引き。
09
「未来のルーシー」中沢新一×山極寿一
人類学者と京大総長(当時)の対談で、2020年刊。霊長類学を切欠に話は東洋的世界観から仏教におよび、さらにポップカルチャーへと...って感じで話は進むんだけど、前半のゴリラ・チンパンジー・ネアンデルタール・ホモサピエンスの違い、旧石器前期・後期と新石器時代でのヒトの認知の劇的な変化と音楽・絵画の発生、圧縮と反復による情報の圧縮の関係あたりの話は、スリリングで面白いのに対して、後半の西洋と東洋の哲学における差異・自然科学批判に宗教観で盛り上がるあたりから、観念的な言葉遊びみたいになってしまって、これだから中沢新一て胡散臭いんだよなーて読み飛ばし。参照するテキストをアップデートしてほしいなあ。最近の物理学とか脳科学、都市論やゲノム考古学の方が断然面白いよ。まあ、ブックフリマで安価に購入した一冊なので、文句は言うまい。
07
5日にオフィシャルな仕事始め。年始式でテキトーなこと喋って、夕方発のJAL便で北京へ。6日にそれなりに重要な会議をいぇって、今日の朝便で帰国、そのままオフィスへ行って夕方までお仕事。疲労困憊して帰宅。 中華系のフライトが大幅減便になってるとかで、JALの北京⇒羽田便は中国からの観光客と思しき人達でいっぱい。スーツ姿の日本人は往復ともに殆どいない。政治は相変わらずごたごたしてるが、お仕事には影響ない...というか、むしろこんな時に来てくれて謝謝ーって感じですね。
03
来週早々の出張準備でリモート会議、ついでに年始に掲載する社員向けメッセージの原稿書き。一昨年は「三体」、昨年は「狂人たちの世界一周」と書籍ネタできてるので、今年は読んだばかりの「時間は存在しない」を題材に。こじつけぽい内容なので、論旨に破綻がないかはCopilotでチェック。
02
「時間は存在しない」カルロ・ロヴェッリ(冨永星 訳)
原著は2017年刊、原題は「L'ordine del tempo」(直訳すると「時間の順序」)。邦訳は2019年刊。円城塔推薦の物理学本といわれたら読むでしょ。いや、めっちゃ面白かった。とにかく読み易い。難解なループ量子重力理論の嚙み砕いた解説を間に挟み、世界の在り方を記述する物理学において「時間」は真/普遍の性質をもつのか...という話を、古代ギリシアをはじめにボルツマン、ニュートン、アインシュタインを特異点とした自然科学・物理学の系譜を、ときに哲学や詩を交えながら紐解くことで、「時間とは何か」の問いに答える。世界を記述するのに「時間」は必要なく、世界とは状態の変化(エントロピーの変化)にしか過ぎないこと、過去・現在・未来とはヒトの営為の中で生まれたツールに過ぎないことなどなど、思考の軸をくるりと変えてくれた(気がする)。難解な物理学本ではなく、科学史・哲学史としてもとても好い。"独創的かつエレガント"という修辞が正に的確。

仕事始め。箱根駅伝観てる合間にちょっとのつもりが、あれもこれも気になりだして終わらなくなったw
01
「神の目の小さな塵(上)(下)」ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル(池央耿 訳)
1974年初出で原題「The Mote in God's Eye」、初邦訳1978年。新訳新カバーで昨年(年越した)復刊したんで即入手し再読。比較的現代作とかアンソロジーがここんところ多かったので、クラシックスタイルのセメントなSFをじっくり読む。以前読んだのは学生の頃、45年くらい前...内容の記憶は殆どなく、今読むことでの愉しみ方もできて期待以上に堪能できた。遠未来、銀河に版図を広げた人類世界、星間戦争での荒廃から復興した第二帝国の中では星間国家の反乱が時々起こっている...折しもある惑星で起こった反乱鎮圧を終え帰還の途にあった戦艦マッカーサー号は、某恒星系に寄港中、謎の宇宙船の出現に遭遇する。それは、人類版図以外の世界から亜光速で飛んできた異星人の船だった...という序盤でスタートする、ファーストコンタクトもの。「三体」にも繋がってる展開、近世風の封建体制を巧く作り込んだ設定も活きてて、二大作家共作ならではの傑作。今風に読むと、当時のジェンダー観、無邪気な女性科学者たちのスタンスにガザ民族浄化を重ねるようなところもあって、逆説的な見方もできる。学生の頃では無かった視点で、古典をあらためて読む意味かも...と思ったり。

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