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今年で11回目(11年目)、
JCCC主催の
桂三枝創作落語独演会。例年案内に見向きもしてなかったんだけど、今年は、「
タイガー&ドラゴン」をDVDで観て落語に興味持ち始めた娘が「生で観てみたい」というので(会場が
近くのWestinホテルだし)早めにチケット取りました。仲入り無しで四題続き(師匠は二題)は一寸疲れたけど、さんざっぱら笑った。娘は
三若の「
ちりとてちん」が好かったと言ってました(時事ネタが頻繁に入る創作噺に対して、この古典噺は分かり易かったみたい)。
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やっとDVD化された吹き替え/日本語字幕版「
ライフ・オブ・ブライアン」。正直吹き替え版は往年の名優の声で聞ける以上の価値は無い気がする(イマイチ、ギャグがこなれて無い...特にピラト総督の件..)ので、まずは字幕で観たいところ。私は、コメンタリーに字幕が付いたのが嬉しい。貴重なエピソードも色々聞けるし(
キース・ムーンについての話は一寸泣かせる)、
パイソン一座の共同作業の内情が垣間見えて、これは必見。ところで、
英語版より画質が良くなってる気がするんだけど、気のせい?
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午前中、頭痛が酷くて仕事にならず、職場を抜けて
薬を買いに行く。
Tylenolより効くという噂の
Advil(錠剤)を購入。昼飯にあわせて飲んだら、今度は眠くなって午後も仕事にならず...。

「
電脳コイル」DVDの8巻、9巻を観る。殆どの謎掛けがこの2巻...つか実際には最終巻の3話で明らかにされかつ回収されるという展開ながら、慌てた感も破綻も無いあたり、これまでの伏線の張り具合がお見事。娘も大いに満足の様子。勿体無いくらい色んな興味深いアイデアを終盤に詰め込んでて、これは一寸時間を見つけて整理したい所存。
ところで、限定版で揃えたけれど、通常版はメタタグカードにストラップ付きだって?! そっちの方が全然好いじゃん!!
ストラップだけでもバラ売りしません?
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ランズデール「凍てついた七月」。
ハップ&レナード・シリーズにも登場する探偵ジム・ボブ・ルークがヒーロー役で活躍するテキサス式ハードボイルド。翻訳約270頁程度のペーパーバック小説のくせに、事件に身を投じていく主人公の父と息子/事件の発端である父子とを錯綜させ、シリーズの主題であろう"男気"に、"父性"を掛けて深みを持たせるところが、流石は名手(短いだけに突っ込みは薄いが)。ラストが沁みます。
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昨日オタワから戻った時(夕方)は気温25度Cくらいだったのに、今朝は10度以下。いい加減落ち着いてください。

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シカゴの即興シーン/
Umbrella Music周辺を色々聴いてきたのも(1)と(2)で一段落。最近買って聴いてなかったのを片づけて、一寸数年来積聴してたCDに取り掛かることに...ということで、まずはカンタベリー系。(6)は、
ワイアット老の名前がフィーチャーされてて何年か前の独出張時に買ったもの...でも全然ソレ系ではありませんでした。タンゴや中東風旋律をベースにした多国籍ジャズ。これがなかなか面白い。仏人かと思ったら
イスラエルの人。(7)は、初期ソフツの曲もやってるアレン爺トリオ、サイケなギターが結構良いじゃないですか。
このシリーズ(
ゴング系レア音源)、他は一寸食指動かないんだけど、実際どうなの?(ゴングまで手を広げるつもりは無いけど)
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昼前に仕事は終わったものの、日本から来たH氏(これからフランス行き)ともどもオタワ発は夕方...なので、またまた
国立美術館で時間を潰す。
Alex
Colvilleの
画集を買うチャンスと思ったんだけど、ショップから消えていてガックリ(
ついこの前は並んでたのに...)。


谷甲州「パンドラ」前編(1、2巻)。帯には"ハードSFの極北"なんて書いてあるけど、"ハードSF"ではないし、そもそもSFなの?という前半。"サイエンス"の部分が抜け落ちてるんだよね。折角科学者を主人公にしてるのに(しかもネットを介した科学者グループの形成が重要な部分を担ってるのに)具体的な考察や交信が読者には示されない。結果、生々しさが欠けてしまってる。後半での挽回に期待。
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レナルズの
啓示空間シリーズ中短編集第二巻「
銀河北極」。既訳の長編2冊に依存する度合いが
前巻よりも高い本巻、基本的に筋書きよりも、ガジェットやテクノロジー周辺の記述やアイデアに面白さがある作風なので、一寸大変だけど
アレとか
コレは読んで臨みたいところ。5篇を収録。約80頁で人類世界の終焉までの4万年を語る表題作の馬鹿SFぶり(褒めてる)が秀逸。
エコー&ザ・バニーメンの
あの曲からタイトルとった中篇あったり、
この人、結構趣味が近いのかも...と思ったら歳同じじゃん。
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今日泊亜蘭老、逝去(12日)。享年97歳。
外で遊んでると思ってた娘が、
近所のスーパーマーケットに独りで行って、小遣いで
お菓子を買って来たと言う。凄いね!と褒める一方、次回は少なくとも親にヒトコト言って出かけるように(また独りで買い物に行かないように)厳重注意。嬉しいような、心配...というより一寸寂しいような...んでも逞しくなってく姿はやっぱり眩しい。
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来年には帰国、今年中に乗れるようにならねばマズイ....ってことで、
久し振りに自転車の練習。さすが四年生ともなると、ものの10分位で
乗れるようになる。練習始めたときは震えるほど怖がってたのに、早速「近所を一周してくる!」と
飛び出していった。乗れるようになると自転車て楽しいよね。
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野阿梓「
兇天使」。
アレと同じくこれも伝奇的な竜に纏わる物語と言えるのだけど、伝説的傑作だけあって、こっちの濃さは尋常ではない。本筋にハムレット異聞を据えつつ欧州史近世の政治的/思想的激動への考察を惜しげもなく叩き込み、帝政ローマ勃興前夜から近代、現代の定点的エピソードを鏤める...という大胆な構成、それがドラマとして終盤結末へ怒涛の収束を迎え昇華する...と、まあ凄い小説。いやいや、これはSFの人ならず必読の1冊でしょう。
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娘が「
ポケモンだいすきクラブに入りたい」と言う。登録にはメアドが必要つうことで、Gmailのアカウント作成から、メールの使い方、サイトのブックマークまで俄かMac指南。週末に
Leopardへアップグレードしたので、早速
ペアレンタル・コントロールの設定も...とか色々弄ってると、何となく動作が重くなった気が。メモリ増やしたいけど(今1GB)、これって
手間かかるんだって?
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実家経由で
注文してた独楽が届く。学校で流行ってて毎昼休み遊んでた...という話を聞いて、家でも遊べるようにと探したもの。
手造り木独楽でモノは良いんだけど、思ったより大きくて、4年生の手には合わないかなあ。あわせて
携帯将棋セットも。最近関心あるらしく(新学年になって始まったクラブ活動の第一希望は将棋だったんだって)、じゃあ教えてあげるよーという訳。
外で独楽回してみた。自分も遊んでたのは小学校の頃だったので随分久し振り。やり始めると結構愉しい。アスファルトの上では長く回らないねえ。
06
歯医者日記(5)。上奥歯の治療。相変わらず
録画DVD見てる間にゴリゴリガシガシ。保険の限度額超えるので、今年の治療はココまでになりそう。
05
04
ほぼ正午に会合終わって、夕方まで手持ち無沙汰。
上司の宿(ダウンタウン)へ移動して、ちょっとだけ市内を観光案内...国会議事堂から(途中愛蘭パブで昼飯食って)
国立美術館へ。1時間ほど過ごした後、
チューリップ・フェスの横を抜けながら宿へ戻り、タクシー拾って空港。
搭乗5分前に突然のキャンセルでゲートで延々と並ぶ羽目...でも次の便(最終便)が取れてホッとした。出発は更に
1時間近く遅れたけど、家に帰れればそれで良いです。
03
02
1時間半遅れでDC発って、
オヘアに着いたら
ATS(ターミナル間結ぶシャトル)が運行停止...ってことで、駐車場までバス乗り継ぎ。明日からまた出張なんだけど、復旧してるか心配。


「竜の柩」4巻(第二部?)まで読了。
一部終わりで龍に乗った主人公たちが異世界へ運ばれ...てな話で、一寸は趣向変わったか?と期待したのに...。ネタ自体が幾ら何でも無理やりだし、それも殆ど主人公の語りで片付けてしまうってのは、どうなのかね。もっと丁寧に造り込めば面白くなるかもしれないのに勿体無い。
